【DevPartner】DevPartner Profiler Community Edition(英語版)をセットアップする
シナリオと要件
[DevPartner Profiler Community Edition] は Compuware 社が無償で提供する,.NET アプリケーションのパフォーマンス上のボトルネックを解析するツールです。
Microsoft 社の [Visual Studio] と連携して,.NET アプリケーションのパフォーマンスを解析して,品質改善のための強力なアドバイスを提供してくれます。
http://www.compuware.co.jp/products/devpartner_fm/dpsprofiler.html
[DevPartner Profiler Community Edition] 自体は [DevPartner Studio] のベータプリビュー版でしたが,現在も無償で利用することができるため,DevPartner の効果の一端を体験することができます。
今回はこの [DevPartner Profiler Community Edition] のセットアップについて解説します。
この [DevPartner Profiler Community Edition] は無償のプリビュー版だったことから,インストールに少し癖があります。
この記事は,
DevPartner Community Edition に基づいて記述しています。
前提条件
[DevPartner Profiler Community Edition] は [Visual Studio 2002],[Visual Studio 2003] の開発環境のみをサポートします。
また,インストールを行うにはいくつかの依存コンポーネントの設定を行っていないとインストールが正常に行えなかったり,機能が正しく動作しなかったりといった問題を引き起こすため,あらかじめインストール計画を立てて対応しておく必要があります。
インストールに関する前提条件などはダウンロードサイトの「ProfilerBeta3ReadMe.htm」で情報を確認することができます。
[DevPartner Profiler Community Edition] のセットアップには以下の設定が必要です。
- .NET Framework 1.0 SP1 以上
- [Option] [caspol.exe] (コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール)の設定
[Microsoft .NET Framework 1.0] をセットアップする
[DevPartner Profiler Community Edition] のインストールには [.NET Framework 1.0] のインストールが必要です。
事前にセットアップが完了していないと,[DevPartner Profiler Community Edition] のセットアップ開始時に自動的に [.NET Framework 1.0] 英語版のセットアップが開始されるようになっています。
ここでは,ダウンロードサイトから [.NET Framework 1.0] ランタイムとサービスパックを事前に設定しておきます。
[Microsoft .NET Framework 1.0 日本語版] は Microsoft のダウンロードセンターから入手することができます。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=D7158DEE-A83F-4E21-B05A-009D06457787
ダウンロードした [dotnetredist.exe] を展開して,インストールを実行してください。
1 ダウンロードした [dotnetredist.exe] を実行してセットアップを開始します。
2 コンポーネントのインストールが開始されます。
3 インストールの終了が通知されます。
[Microsoft .NET Framework 1.0 日本語版] のセットアップが完了したら,必ず [Microsoft Update] を実行してサービスパック(Service Pack 3)及びセキュリティ修正の適用を行ってください。
[Microsoft .NET Framework 1.0 日本語版] をセットアップした状態のまま放置することはセキュリティ上のリスクになります。注意してください。
[caspol.exe] (コード アクセス セキュリティ ポリシー ツール)の設定
この設定はオプションの設定です。
インストールの途中でコマンドプロンプトが閉じなくなってしまう問題が発生する場合に行ってください。
  注意 
コードアクセス セキュリティ ポリシーのリセット
インストール時の [caspol.exe] が終了しない問題の回避策として提示されているこの方法は,コードアクセス セキュリティ ポリシーの設定を既定の状態に戻す方法です。
コードアクセス セキュリティ ポリシーに必要な変更を加えている場合は,インストール作業後再設定の必要があります。
詳しくは MSDN ヘルプの [コードアクセス セキュリティ] について参照してください。
[DevPartner Profiler Community Edition] のインストーラは [caspol.exe] が強制終了されたことを検知して,自動でインストーラを停止を行います。
画面は .NET Framework のバージョンが異なりますが,本質的に同じ操作です。
1 [コマンドライン プロンプト] をを起動して以下のコマンドを実行する。
2 「この操作を実行しますか?」のダイアログに「y」を入力してコマンドを実行する。
C:\ CD c:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v1.0.3705
C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v1.0.3705>caspol -all -reset
[DevPartner Profiler Community Edition] をセットアップする
ダウンロードサイトに必要な情報を入力して,使用条件に同意すると [webdpp070100.exe] を入手することができます。
1 ダウンロードした [webdpp070100.exe] を実行します
2 インストールに使用する一時ファイルの保存場所を指定します
3 保存場所を指定すると,インストールに必要なファイルの展開が行われます
  ヒント 
[webdpp070100.exe] を実行して最初に聞かれるパス
インストールパッケージを実行して最初に聞かれるフォルダパスは DevPartner のインストールパスではありません。
インストーラを展開するための一時パスですので混同しないようにしましょう。
[.NET Framework 1.0] のセットアップが完了していない場合
[.NET Framework 1.0] のセットアップが完了していないと,自動的に [.NET Framework 1.0] 英語版のインストールが実行されます。
処理をキャンセルして強制的にインストールを続けようとしても,インストーラはエラーで終了されてしまいます。
1 パッケージの展開が終了して自動的にインストーラが起動したら,[Next] をクリックします。
2 [License Agreement](使用許諾契約)をよく読み,同意して [I accept ~],[Next] をクリックします。
3 ユーザー情報を入力して,[Next] をクリックします。
4 インストールされる環境の情報が表示されます。
今回は Visual Studio 2003 のみがインストールされた環境のため,他の環境のサポートはチェックされていません。
5 インストールするコンポーネントの構成を選択して,[Next] をクリックします。
ここではすべてのコンポーネントをインストールします。
6 DevPartner のインストール先のパスを指定して,[Next] をクリックします。
7 指定できるオプションがそろったので,[Install] をクリックします。
8 インストールが開始され,進捗が表示されます。
9 セットアップが完了したら,[Finish] をクリックしてインストーラを終了させます。
これで [DevPartner Profiler Community Edition] のインストールができました。
キモは [.NET Framework 1.0] のセットアップを事前に行っておくことですね。